自分の中のおばちゃんが生まれた話

おしっこー!」


子供を保育園に迎えに行った帰り道の話。

あと数百メートルで家に着くのだが、息子は我慢できない。


すぐ近くに美容院があった。


そこで私のおばちゃんが発動することになる。


「すいませーん!子供がおしっこ間に合わないってもんですから、トイレ貸してもらえませんかー?」


店員さんは、快くトイレを貸してくれたのだが、なんともずうずうしい私たち親子だ。


無事にトイレを済ました息子に、「ほらっ!ありがとうございました!っていうんだぞ!」

などといい、挨拶させる始末。


もう、恥も外聞もないこの行動は、結構なベテランのおばちゃんのやることだ。


自分の中にもいたんですね。


庶民的なおばちゃんが。(笑)