ゲオの店員さんが冷たい話

5月7日にあのガイリッチー監督の最新作「ザ・ジェントルメン」が公開されるということで、私は、ガイリッチー監督の以前の作品、「ロックストック・トゥースモーキング・パレルス」と「スナッチ」をレンタルショップGEOに借りに行った。

TSUTAYAは愛用していたが、GEOは初めてだ。


カードはコンビニのカードで出来るらしく、コードを差し出すと、大学生らしき店員さんが、

「お客様!こちら郵便番号が違っておりますので、登録ができない状況です」と冷たく言われる。


「何度も引っ越しをしているので、昔の郵便番号を忘れている。おまけに郵便番号を調べようとしても携帯がなくて調べることができない。覚えてないので、申し訳ないが調べてもらえないでしょうか?」と言うと、その大学生らしき店員は、面倒くさそうに住所を確認に行く。

2、3度やりとりをしたあと、昔の住所で登録できたのだが、話を聞くと今の住所に変更できるという。

えっ?それならうまく登録できない時点で新しい住所で改めて登録しましょうか?とでもいってくれればいいのに、店員さんは昔の郵便番号がわからなければ登録できません。の一点張り。


隣に立つもう1人の大学生らしき女性店員さんも、心なしかイライラしている。


私はそこで怒っても仕方ないと思い、穏便に登録をすませた。


店員さん。

「基本的にレンタルはセルフ会計でやっておりますので、なにかわからないことがあれば聞いてください。」と突き放すようにセルフレジを口頭だけで案内された。


ルフレジ?

何かあったら聞いてください?

今のような反応で、ちゃんと答えてくれるのか?


そんなことを考えながら、慣れないレンタルビデオ店のセルフレジへ向かう。

商品に付いているセキュリティロックを機械で外し、バーコードをバーコードリーダーで読み込み、会計する。

セキュリティロックがなかなか外れない。やっとなこさで外れた。


袋は有料と無料があるらしい。

とはいえ、袋がどれが有料か無料かがわからない。


何かわからないことがあれば、聞いてくれと言った店員さんに聞くと、やれやれという様子でめんどくさそうに私の元に来た。

「無料の袋はこちらです。こちらを使ってください。あっ!お客座!このロックが外れていないとご家庭では外せませんので、きちんと外してください」と少し小馬鹿にしたような言い方をする。


しかし、はじめて利用するという客に、なんとも親切心のない対応だ。


思えば、私が商品を選んでいるときに目があったもう1人の女性店員さんは、「いらっしゃいませ」すら言わずに私を眺めているだけだったし、セルフレジをやっていたお年寄りに、「なれなくて難しいんだよねー」と話しかけられていた女性店員さんも、「ハハッ」と乾いた笑いで返していたし、(その反応にはうるせーよ!という感情が現れていた。)


単純に映画を借りたいだけだったのに、なんとも嫌な気分の1日だった。