月曜日の朝

月曜日は、本当に憂鬱に襲われる。

仕事の事を考えると早朝4時頃に目が覚めてしまう。

もう一度、眠ろうとしても、仕事の事が頭を支配して、溢れ出しそうになり、目が冴える。気づくと唸っている自分がいる。


隣では妻と子供が寝ているのに。心の淀みが声になって出てしまう。


うだうだと寝床で身体をよじらせていると、朝6時の目覚ましがなってしまう。

時間は止まってくれない。

良いことも悪いことも関係なく、時間は、冷たく流れて行く。


そうした嫌な気持ちを抱えながら、顔を洗い、髭を剃り、朝飯を食べて、通勤ラッシュに巻き込まれてゆく。


電車の中で、立っていようが、座れようが関係なく、会社に向かうことがよぎり、胸が疼く。

仕事場の駅に着く。


8分間歩くとオフィスだが、何度も引き返せたら楽だろうなと思うが、そうはいかない。


そんなことを考えていたら、結局、オフィスに着いてしまった。


生活の為に無抵抗で、働かざるを得ない。


嫌々仕事をやる事は、なんて苦痛なんだろうか?