この頃の私の毎朝の仕事は、子供を保育園に預ける事だ。
もちろん、そのあと、8時15分の快特品川行きに乗り込み、仕事場へ行くのですよ。
朝の7時半までに嫁と協力して、息子の朝ごはんを食べさせる。
体温を測り、保育園の日誌に記録する。オムツを替えて、着替えをさせて、ベビーカーに乗せて、靴を履かせて、さぁ、出発。
保育園までの道のりは、歩いて15分。息子とのつかの間の時間を楽しむ間もなく、保育園に着いてしまう。保育園に着いたからといって、子供を預けて終わりではない。
子供の靴を脱がして下駄箱にセットしたら、オムツを4枚決められた場所にセットしなければならない。
その内2枚は、今日着る予定の替えの上下をセットしたオムツとズボンだけをセットしたオムツだ。
ご飯用のエプロン3枚とタオル3枚をそれぞれセットして、コップを指定の場所に置き、トイレ用のビニール袋を2枚セットして、布団のシーツと掛け布団をセットして、保育園の先生に連絡帳と共に子供を預ける。所要時間10分。品川行きの電車に乗る時間を15分残して、子供に手を振って保育園を出る。
子供が喜んで、私に手を振る姿を見るのが、幸せの瞬間だ。
駅に着いた瞬間いつも思い出す。
あら、ベビーカーたたむの忘れた。