ひとまねこざる

最近、うちの息子の言葉の吸収力が目覚ましい。

例えば、私がご飯が熱いというと、「あちー。あちー。」と言う。

ご飯のおかずの豆腐を触って、あちっ!と熱くないものを熱いと言う技まで身についている始末である。

息子の服を着せている時、私がボタンを止める時、彼に、こうでしょー。こうするでしょー。こうしてパッチンというのを聞いていて、

別の時に、「おーでしょー、おーでしょー」と口を尖らして真似をしたりする。

なぜ、口を尖らせる?

私が口を尖らせているのか!

そこまで完コピするとは、恐れ入る。

ある時は、嫁が彼が上手くできたことに対して、じょうず、じょうずー。

というと、自分でやってみせたことに対して、「じょうずー!」と言う。

あるいは、「じょうずーー?」と疑問形な場合もある。

じょうずに、疑問形があるとは、新しい発見だ。

んーるーま!

でーんーしゃ、バイバーイ!

はっぱ、

ひこうき、

ペリポプター、

バス、バス、

バイク!

ふね!

ばなーな、

とめーと。

(バナナとトマトだけ、何故か英語の発音)

と、兎に角覚えたものを口に出して、自分のものにしようとしている。

私が、ドアに肘をぶつけた時、イテー!

と言うのを聞いて、「いてっ!」とも言っていた。

私が仕事を行くのが嫌で、

あーーあ!

と嘆くのを聞いて、

「あーあ!あーあ!」と真似をしていたし、言葉には気をつけなきゃと誓う私なのでした。


何故ならうちには、ひとまねこざるがいるのだから。

可愛いひとまねこざる!