高田の馬場

先日、夜10時頃、私の住む町の駅での話です。

た・か・た・の・ば・ば!

どこからか、聞こえてきます。

た・か・た・の・ば・ば!

幻聴でしょうか?

た・か・た・の・ば・ば!

確かに聞こえてきます。

 

声が、近づいてきました。

 

た・か・た・の・ば・ば!

た・か・た・の・ば・ば!

 

 うるせー!(心の声です。これ。)

 

大学生三人組。

1人が、

た・か・た・の、というと

 

それに合わせて、

2人が、

ば・ば!

と叫びます。

 

こうしている内にも、彼等は、続けます。

 

た・か・た・の、

ば・ば!

た・か・た・の、

ば・ば!

 

「うるせっ!」て。

 

何度、心の中で呟いたでしょうか、私。

 

彼等、改札を通過すると同時に、渾身の力を込めて、

た・か・た・の・ば・ば!

といい、消えて行きました。

 

大学生の間で流行ってるんでしょうか?これ?

 

あれ?

このリズム、

このリズム、

は・か・た・の・し・お!

じゃないですか!

伯方の塩 1kg

 

おかげで、その日の夜は、夢の中でもうなされました。

 

た・か・た・の・ば・ば!

 

「うるせー!」