仕事で同僚に怒鳴られて、下を向かなかった結果

私は昨日、同僚に怒鳴られたという、愚痴のような日記を書きました。

今日も嫌な空気を抱えたまま、

会社に向かう足取りも重いまま、

いつもの見たくない駅で降りて、

見たくない会社への道のりを歩み、見たくない会社に行き、

見たくない同僚の隣に座ったのでした。

気だるい気持ちでパソコンを開き、メールをチェックします。

何通かメールをチェックしていると、昨日の作業員さんからのメールが。。


その内容はというと、

本来なら、私の指示の拙さにキレるところだが、電話越しに怒鳴られている寺島さんの様子を聞いて、頑張れと思いました。

と書いてありました。


怒られて、嫌な気分が続くはずですが、こんないいこともあるんですね。


確かに自分は、今の機械系の仕事などやったこともなく、合わないと思いながら、仕事をしていますが、

少し頑張って、次のステップを踏む為のきっかけにしたいと思いました。

同僚には、自分の仕事を食われ気味で、やや立場は弱くなってますが、

上を向かなくてはいけませんね。


いや、上を向け!

違う方向から見ると、道は沢山あるのだ。




仕事で気持ちが負けてる時

仕事で気持ちが負ける時がありませんか?ませんか?

私はあります。

自分一人で任された仕事に他の人間が入ってきて、隣で自分より勢いよく、仕事を進める時。

そんなにテンション上げて、仕事しないでくれる?

ちょっと、ペース乱れるんですけど。。。

大体、そういう奴は、偉い人間に気に入られて、逆に私はこのようにレッテルを張られる。

ダメなやつ、と。

ダメなやつ。ダメなやつ。ダメなやつ。ダメなやつ。。。

うるさい!

ダメじゃないやつは、多分こうだ、偉い人間に、気に入られて、あいつは、できる奴と言われるひと。

兎に角、何を言われても会社に身を捧げるような社畜を目指すひと。

安い給料でもヘラヘラとして、仕事を楽しむひと。

会社で長く働ける人が羨ましい。

何故そんなに我慢が出来るんだろう?

俺には、我慢が足りないんだろうか?そもそも会社に所属して働く事に向いていないのだろうか?

我慢も仕事のうち、という言葉に、なんか違う。と、首を傾げながら、今日も、納得のいかない足取りで憂鬱な息を吐いているのだ。



運動音痴の挑戦

私は運動音痴だ。小学生の頃、鉄棒の前回り、逆上がりが出来ない、泳げない子供だった。

球技なんてもってのほか。

野球はボールをうまく投げられない、サッカーやバスケはドリブルが出来ないし、バレーはトスを上げたり、サーブが上手く打てない、テニスはボールが速くて当たらない。

得意なことといえば、ドッジポールで逃げまどうくらい。

と、重度の運動音痴を患っていた。

そんな運動音痴にずーっとコンプレックスを感じ続けていた私は、8年前、37歳になってから、始めてフットサルを始めた、きっかけは、2010年ワールドカップの影響。

本田圭祐の無回転シュートに歓喜し、ベスト16に残った日本代表を見て、自分もやれる!とすっかり感化された私は、職場の人間を10人ほど誘い、フットサルを始めた。

なぜかサッカーではなく、フットサル。理由は、11人もメンバーが集まらないし、11人の相手もいないから。。

私たちは、新木場にあるフットサル場を予約し、純粋にボールを追いかけた。無邪気な子供に戻ったかのように。

翌日。

ほとんど運動をしていないメンバーの中で、言い出しっぺの私だけが両膝の筋肉痛に襲われるという悲しい事態になった。

本当に自分だけ。

改めて運動に縁のない自分を呪った。


このままでは、いけない。

私は密かに、練習をすることにした。かといって、自主練では、上手くなりようがない。

然るべき指導を受けなければ。。


そんな焦りから、川崎フロンターレが、運営する、フットサル施設のフットサルクリニックなるものに参加してみた。

参加者は、20人。私のようにボールを蹴ったこともなかったような男女が集まっていた。そんな初心者達に優しいコーチが、優しくフットサルを教えてくれた。

スクールは、毎週月曜の6回コースに参加してみた。皆んなが楽しんでボールを蹴っているから、私も楽しめた。

楽しんでいたが、まともにボールが蹴れない。パスをもらっても上手くパスを受けられない。

ドリブルは出来ない。ましてやシュートなど打てないし、決まらない。

何をやっても上手くいかない。

楽しみの中に、悔しさが残り、

8年前の私は途方に暮れた。。





同僚と上下関係ができてしまった時の対処法

私、仕事でつい、相手の下手に出てしまう癖があります。

これは、ただ単に仕事を円滑に進める為の処世術かと思っていたんですが、違ってました。

はじめのうちは、相手も丁寧な反応なんですが、仕事で慣れた関係になれば、なるほど、偉そうにしてきます。

これ、やっといてー。

ねぇ!大丈夫ー?だ、い、じ、ょ、う、ぶ?

今更、そんなこと言ってんのー?

(人の電話の会話を聞いていて電話中に)そうじゃないでしょ!!!


はぁ?

はぁ?

はぁ?

です。

お前、敬語じゃなかったっけ?

だんだん腹が立ってきました。

昔までの私ならば、

すいません。

あっ、わかりましたー。

無言で言い返さず。

と、低姿勢を勘違いして、卑屈になってましたが、それではいけません。

ほんとーに舐めてきます。


なので、

あー、やっといた。

おー、大丈夫。

(電話後に)

電話中に話されても何言ってるかわかんねー!

と、言い返します。

言い返さないといいように扱われ、やり返すと関係は悪くなる。

けれども仕方がない。

言うときは言わないと、自分の為にもよくない。

そんなことを、近頃思うんです。

仕事の人間関係は本当にめんどーですね。


申し訳ありません。という時何かを失う。

仕事で、自分の責任ではない時に、謝ることがあると思います。

すみません。すみません。

そんな時、私の心の中で、何か大事なものを失っているように思えてしまうのです。子供の頃は、そんなに無闇に謝っていただろうか?

なぜ、謝ってるんだろう?心からの謝罪ではない、謝罪なのに。

私が、子供だから、平気で謝れないんでしょうか?

大人なら、どんな時でも謝り、立派な社畜を目指すべきでしょうか?

多分、そうなのかも。

 人に雇われるって、そういうことですよね。子供がいるならなおさら、我慢が必要ですね。

我慢も仕事のうちだ。

古い世代は、そういうかもしれません。しかし、我慢の末に見えるものって、すぐに想像がついてしまいます。

①身体を壊す

②家族に当たり散らす

③金目当ての女にハマり家庭が壊れる

④身を投げる

⑤うだつの上がらぬまま会社にしがみつくがリストラされる

⑥ギャンブルに狂う

そんなものでしょう。


私の周りの知り合いには、40代と若くしてなくなったひと。

女にくらんで借金をして、家庭が壊れたひと。

社会復帰できなくなってしまったひと。

がいます。


そうなってしまうのは、悲しい。

だから、私は、おっさんになっても、自分の生き方を探して迷走し続けます。

答えはすぐに降りてきません。

でも、諦めていないと思います。

そして、安易に女や借金などにはまらず、フットサルやムエタイで汗を流し強くなろうともがくのです。

頑張れ俺(笑)












正義感の強い青年。

四年くらい前の夏。まだ、妻と結婚したばかりだったでしょうか?
目黒で飲んだ帰りの目黒線。席に座って、取り留めもない話をしながら、電車に揺られておりました。
目の前には、高校生か大学生かはたまた20代前半くらいの女性の二人組が座っておりました。
ショートパンツを履いた、まだ、恋愛の現役と言った感のある、ナウなヤングです。
まだまだ、若いな。甘ちゃんだと、思ってたような思わなかったような私でした。
妻と話していて気づかなかったんですが、私の右隣には、大学生くらいの若者がいます。なーんか、私と距離が近く座っているなーと。パーソナルスペースを気にしつつ、妻にくだらない話をして、無視されつつ、電車は進みます。
電車が、田園調布駅に差し掛かったころでしょうか?
その若者が、私に話しかけて来ます。ボソ、ボソ、ボソ。。
えっ?
私、殴られるのでしょうか?ありゃー変な奴の隣になっちまったなー。
と、身構えると、彼のひそひそ声が聞き取れてきます。
あの奥に座ってる、おっさん見てみてください。
あの子達を盗撮してますから。
僕、彼の盗撮現場抑えますから、協力してくれませんか?
えっ?
ええええええええー!
めんどくさいよーー!

妻が驚いて聞いてきます。
どうしたの?
いや、なんか、盗撮してるおじさんを捕まえるから、協力してくれって!
妻も同じ反応です。
えっ?
ええええええええええ!
電車は進みます。
武蔵小杉駅に着いた時、女性2人は降りていきました。
この電車は日吉で終点。
若者、どうするんだ?
おじさんはいるけど。
捕まえないの?
元住吉、日吉と電車は進みます。
次は、日吉、終点です。
どうする?若者?
どうするのよ?若者?
若者、おもむろに立ち上がり、おじさんの前に仁王立ちしました。
日吉に到着すると同時に、若者、おじさんの胸ぐらを掴みます。
盗撮してただろう?
若者は、おじさんの携帯を取り上げます。おじさんの抵抗する力とともに携帯が妻の側に跳ねて転がりました。。
その携帯を拾う私。
駅員を呼ぶ妻。
駅員が数人やってきたところで、若者、駅員に盗撮おじさんを引き渡します。
「このひと盗撮してましたよ」
私は駅員に携帯をただ、渡しました。観念して俯くおじさん、左手に指輪をはめてました。若者の力で引きちぎられたふなっしーのストラップが虚しく転がります。
ああ、ふなっしー、かわいそうなふなっしー。娘さんにもらったストラップでしょうか?
若者、私に言います。「ありがとうございます。助かりました。」
私は、わかったような口をききます。「偉いねー勇気あるな。」
「あとは、駅員に説明するんで、大丈夫です。」
と、駅務室に消えて行った若者とおじさん。
我々夫婦は、その光景を唖然として目で追っていました。
考えたら、特に正義も感じずに流されるままに、若者に付き合わされてた私達。。
おじさんの行為を考えたら、決して許せるものではないけれど、奥さんにも子供にも会社にもバレて、社会的に抹殺されることを考えた時、若者の純粋な正義感は、ただ、残酷なものにしか、感じられなくなっていました。
正義って、綺麗なものではない気がします。
そして、あのおじさんが盗撮していたという携帯の中身は本当に、女性が映っていたんでしょうか?
実は、電車の外に映る景色を撮っていただけかも。もしくは、何も撮っていなかったかも。
あー、正義。
暑苦しくて、気味の悪い、正義という代物。